1
00:00:00,206 --> 00:00:04,306
<i>Git reset</i> はレポジトリの履歴を
形成できるコマンドです

2
00:00:04,306 --> 00:00:07,945
変更を取り消したり
コミットを修正したりするなら

3
00:00:07,945 --> 00:00:09,401
このコマンドを使いましょう

4
00:00:09,651 --> 00:00:11,241
♪ (ボッサの音楽) ♪

5
00:00:14,691 --> 00:00:17,130
Git and GitHub Foundationsによる

6
00:00:17,130 --> 00:00:18,669
<i>reset</i> コマンドの
エピソードにようこそ

7
00:00:18,669 --> 00:00:21,510
このコマンドには多くの機能があり
様々なモードがあります

8
00:00:21,510 --> 00:00:25,002
ここでご紹介するのは3つのモードです

9
00:00:25,002 --> 00:00:28,236
これらは
<i>soft</i> ; <i>mixedまたは標準設定</i>; そして<i>hard</i> です

10
00:00:28,555 --> 00:00:30,587
♪ (音楽) ♪

11
00:00:31,162 --> 00:00:33,101
これらの名称は機能を説明しています

12
00:00:33,101 --> 00:00:35,513
まずは標準設定の<i>mixed</i>から
始めましょう

13
00:00:35,830 --> 00:00:39,648
これは履歴だけでなく
作業中のディレクトリも変更します

14
00:00:39,918 --> 00:00:41,708
だからミックス―
両方だというわけです

15
00:00:41,898 --> 00:00:44,427
<i>soft</i>は1つか複数のコミットの変更を

16
00:00:44,427 --> 00:00:47,179
ステージングエリアに戻します

17
00:00:47,179 --> 00:00:50,048
それをもとに新しいコミットの作成を
継続できます

18
00:00:50,433 --> 00:00:53,039
一方<i>Hard</i> は破壊的な作業です

19
00:00:53,039 --> 00:00:55,992
つまり保存しておきたくないものを
消すための作業です

20
00:00:55,992 --> 00:00:59,112
これら3つを念頭に置いて

21
00:00:59,112 --> 00:01:00,710
まずは<i>mixed</i> から見ていきましょう

22
00:01:03,475 --> 00:01:05,173
<i>Mixed</i> はGitを使い始めたユーザーに

23
00:01:05,173 --> 00:01:07,241
度々推奨されるもので

24
00:01:07,241 --> 00:01:09,419
なぜなら<i>status</i> コマンドの中に
表示されるからです

25
00:01:09,419 --> 00:01:11,341
ステージングエリアに変更があり

26
00:01:11,341 --> 00:01:14,103
<i>git status</i> を見ると
<i>git reset HEAD</i>があります

27
00:01:14,103 --> 00:01:16,926
これによってこれらの変更を
ステージングエリアに持ち込み

28
00:01:16,926 --> 00:01:19,015
<i>mixed</i> オプションで
作業中のディレクトリに

29
00:01:19,015 --> 00:01:20,201
戻すことができます

30
00:01:20,672 --> 00:01:23,379
<i>Soft</i> というのは
細かすぎる変更を

31
00:01:23,379 --> 00:01:25,706
扱うときに使うものです

32
00:01:26,033 --> 00:01:27,869
1 2 3 4 5つのコミットが

33
00:01:27,869 --> 00:01:30,846
すべて1つのトランザクションで
あることに気付いたので

34
00:01:30,846 --> 00:01:32,434
すべてまとめることにします

35
00:01:32,434 --> 00:01:36,542
<i>git reset -- soft HEAD~5</i> を使って

36
00:01:36,542 --> 00:01:38,310
最近の5つのコミットをまとめましょう

37
00:01:38,615 --> 00:01:40,920
<i>soft</i> を使ったこのコマンドで

38
00:01:40,920 --> 00:01:42,706
5つのコミットをすべて―

39
00:01:42,706 --> 00:01:46,285
1つのコミットとして
ステージングエリアにまとめられます

40
00:01:46,665 --> 00:01:48,765
履歴の修正にはとても役立ちますが

41
00:01:48,765 --> 00:01:51,465
履歴の修正には価値を付与しないコミットを


42
00:01:51,465 --> 00:01:54,407
破棄するという極端な場合もあります

43
00:01:54,407 --> 00:01:57,748
送信・発信したり　他の人と共有したくない場合です

44
00:01:57,752 --> 00:01:59,411
ここで<i>hard</i> が役に立ちます

45
00:01:59,411 --> 00:02:01,983
一部の作業を完全に削除したい場合

46
00:02:01,983 --> 00:02:04,900
変更を試みたけれど
うまくいかなかった場合などは

47
00:02:04,900 --> 00:02:08,331
<i>git reset -- hard</i> を使って
完全にこれらのコミットを削除できます

48
00:02:08,606 --> 00:02:11,268
ではどうしてコミットを
作るのかと尋ねるかもしれません

49
00:02:11,268 --> 00:02:13,971
<i>reflog</i> コマンドは
今後のエピソードでご紹介しますが

50
00:02:13,971 --> 00:02:17,078
reflog コマンドはとてもいい
セーフティーネットを提供するので

51
00:02:17,078 --> 00:02:20,108
コミットでチェックポイントを
作る気にさせるでしょう

52
00:02:20,108 --> 00:02:22,353
<i>hard</i> が使えることを
知っていることで

53
00:02:22,353 --> 00:02:24,560
履歴をいつでも整理できますね

54
00:02:25,470 --> 00:02:27,084
♪ (音楽) ♪

55
00:02:27,760 --> 00:02:32,178
<i>reset</i> と一緒に語られることの多い
親戚のようなコマンドがあります

56
00:02:32,178 --> 00:02:34,152
<i>checkout</i> というコマンドです

57
00:02:34,152 --> 00:02:37,702
<i>checkout</i> コマンドは<i>reset</i> とは
少し精度が異なり

58
00:02:37,702 --> 00:02:41,266
たいていレポジトリの履歴全体を
操作するものです

59
00:02:41,703 --> 00:02:45,395
<i>Checkout</i> はディレクトリや
ファイルレベルの操作に特化しています

60
00:02:45,756 --> 00:02:48,947
コミット全体を取り消したり
変更するのではなく

61
00:02:48,947 --> 00:02:52,710
履歴でコミットの
特定のファイルに戻ることができ

62
00:02:52,710 --> 00:02:57,297
そのファイルとバージョンを
現在作業中のディレクトリに戻します

63
00:02:57,685 --> 00:03:01,234
Gitレポジトリの履歴が目指すところは
明瞭なコミュニケーションです

64
00:03:01,487 --> 00:03:05,662
ですから<i>git reset hard</i> でも
<i>reset soft</i> でも <i>reset mixed</i> でも

65
00:03:05,662 --> 00:03:08,145
より正確な<i>checkout</i> コマンドでも

66
00:03:08,145 --> 00:03:12,757
あなたの変更の明確な意図が
同僚に伝わるように使ってください

67
00:03:12,954 --> 00:03:15,976
<i>Git reset</i> は新しいGitユーザーには
少し使うのが怖いツールのように

68
00:03:15,976 --> 00:03:17,235
思えるかもしれません

69
00:03:17,434 --> 00:03:20,184
でも 美しいレポジトリの履歴を
作るために

70
00:03:20,184 --> 00:03:22,473
とても役立つツールにもなります

71
00:03:24,371 --> 00:03:28,029
Git and GitHub Foundationsの<i>reset</i> 編を
ご覧いただきありがとうございます

72
00:03:28,029 --> 00:03:31,687
いつも通り 横にあるチャンネルを
購読するのをお忘れなく

73
00:03:31,687 --> 00:03:33,811
質問やコメントは下にどうぞ

74
00:03:33,811 --> 00:03:36,401
GitやGitHubに関する
ためになるトピックも

75
00:03:36,401 --> 00:03:38,523
下でチェックしてくださいね

76
00:03:38,789 --> 00:03:41,528
♪ (音楽) ♪
(音声が静かになる)